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アント英語スクール代表 松並 順子のエッセイ
 ポッシュイングリッシュ
   
2002年11月  
最近どことなく上品な若者クリスがイギリスからやってきました。アントのイギリス人講師、キースに"同じ国からでも何となく発音が違うみたい。"と質問するとなぜか声をひそめて"あれは、ポッシュイングリッシュと言ってクラスが違うのだよ。"との返事です。今度はクリスに同じ質問をしてみたら又、声を低めて"この発音の違うイギリス英語は、日本の関西弁、北海道弁というのとは大きく違って、人に聞くのはとっても失礼なのですよ。"との返事で3種類は下町言葉、いわゆる労働者階級の発音、コックニー、サラリーマン等の標準語、そしてイギリスには今でもある貴族階級のポッシュイングリッシュとのことです。そしてポッシュの特徴、動詞の語尾を長く延ばしたり同じ表現を複雑に言いまわしたり、発音もより鼻にかかったような独自の音です。5人兄弟の長男のクリスは日本語のマスターの為に日本に来ましたが、3人の弟たちは小柄なクリスと違って皆プロレスラーの
ように大きくて、全員軍隊に入隊し、トレーニングに励んでいるそうです。
ひょうきんなクリスは"2日間で日本語をペラペラにして皆を驚かします。"と宣言しています。理由はアントの英語講師は日本の新聞を読める者もいるし、会話もスタッフとは日本語が主流になっているのを見て刺激されたようです。最近講師になったアメリカ人ブレットは、小学校のときにチャンバラごっこをして遊んだそうでサムライに興味を持ち日本語を勉強始めたようです。漢字が大変とぼやいているので毎週アントで漢字のテストをするといったらあわてていました。アメリカ人トッドは日本語学校に行っていますがとにかく日本語が大好きでなんとか日本でソニーなどの大企業で働きたいそうです。ハワイ育ちでサーフィンを幼児から楽しみ今はスノーボードにハマっていて冬が待ちきれないようです。今、イギリス人の女性講師を探していますが"ジュリアンと言ってロンドンから来ました。"というので又キースに"女性でジュリアンはいるの?"と聞くと"変だな、絶対に男性の名前だ。"というので会ってみると、本当はジリアンでした。アフリカのコンゴからきたアフリカ系イギリス人でしたが混血の多いアフリカ系アメリカ人と違って完全に真っ黒でとっても野生的に見えます。日本に行くというとお母さんにアフリカ人の少ない日本ではいじめられるので行かないでと懇願されたそうですが、"皆親切でいい人ばかり。"と生活を楽しんでいました。履歴書に書かれている国会の討議案の原文を事前にリサーチして提出する仕事をしていて人種差別のあるイギリスでは相当に優秀じゃないと不可能とのことです。よく日本人スタッフとも話しますが私たちの外国人採用の基準は"声が大きくてにこやかで体が丈夫な事。"がとっても大事な事で履歴書にかかれている輝かしい自国の経歴はほとんど関係なく、結構ネコに小判のように優れた人材を活用してないのかなと反省したりする最近です。








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