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アント英語スクール代表 松並 順子のエッセイ
 第5代ワンチェク国王、結婚式でのブータン訪問
   
2014年3月2日(日)  
今日は、皆様の前で、ブータンの話をできる機会をいただきありがとうございます。私は、33年前から、テレビ塔近くで英会話教室をしています、松並順子と申します。
20年近く前から、ヒマラヤ山脈の奥地のブータン国が、英語教育に力を入れているとニュースで知り、是非とも行ってみたくなりました。まだ、その頃は、鎖国状態に近く簡単にいけそうにもありませんでした。
 そのうち、札幌で、北海道ブータン協会ができたとわかり、さっそく入会させていただきました。
主な活動は、国で招待する研修生などの歓迎会をすることでした。
皆様、ちゃんと法律で決められている民族衣装着用で、ススキノで2次会のカラオケにも参加してくれ、英語で交流できるので、とっても助かりました。
 北海道ブータン協会を通して札幌市の廃棄清掃車を10台も寄付したりして、
日本で一番ブータンと仲の良い民間団体と言われました。
 その功績で、日本人としては、珍しく1011年10月13日の結婚式時に招待ビザをだしていただけました。100人乗客のジェット機が2機しかなく外国人の入国をかなり制限している国で、とってもラッキーでした。
 それに交流のある国王に近い大臣クラスの方の大きな別荘に12日間とめていただきました。無料というわけにもいかず、6名で、5万円くらい出し合って、障害者用の不足している車いすや、児童養護施設にたくさんのおもちゃを寄贈したり、精神障害施設のお土産品をどっさり購入いたしました。その後、2名の大臣を札幌にご招待して親善につとめました。
 私の初めてのブータンの感想ですが、どの方も、よく冗談を言って笑い合っているというのが、印象です。
 国王、お妃様とも会話をしている様子を見ると、一般庶民と同じく顔を空に向けて大声で、ケラケラケラっと明るく笑います。
 滞在時は、毎日どこかのホームパーティーや、レストランパーティーをしていただきましたが、ジョークのセンスにあふれ、みなさま、大声で、楽しそうに笑っているのが印象的でした。
 ブータン社会は、女性が強いとのことでした。教育も女の子にしっかりつけるようで、男性は、国技の弓で力を鼓舞したり、よく働くようにしつけていました。女性も子供が少し大きくなると、工夫して収入を得ることに励みます。
 郊外で喫茶店をしている女性は、ケーキとか、あまり食べたことないけど、本を見て工夫してインスタントコーヒーに蒸しパン見たいのを提供していて、
味の感想をきかれ、ちょっとこまりました。
 訪問した、家庭では、おばあさんがおじいさんになにかでガミガミ文句を言ってましたから、男性は、ちょっと弱い立場のようです。
 街中には、いたるところにチベット寺院があり、おきょうの入った大きな釣り鐘のようなものをみなさん、手で回して祈っていました。また、お経の旗が、どんな山奥にもいたるところに立ててあり、どんな時でも神様にしっかり守られている実感がいつもいたしました。
 学校を何校か訪問いたしましたが、熱心な先生が、英語で全教科をおしえていました。平地が少なく、学校などの建物は、校舎が段差ごとにバラバラに立ててあり、少ないトイレに行くのは大変のようでした。
 今回は、生協の学校水回りプロジェクトの現地調査も頼まれていて見学しましたが、相当改善が必要でした。訪問したのは、優良校だったようで、校長先生は、自信に満ちて、わが校はこれこれでと演説してくれましたが、まだまだでした。
 そばの産地、インドに近いハという村では、豪農の家に1泊しました。
どこの家でも、神様の部屋があって、ありがたくなります。
 九州ほどの国に70万人が住んでいますが、平地が極端に少なく移動は、柵のない山道で、スリル満点です。突然崖が崩れたり、牛が出てきたりで、はらはらの移動でした。
 パロでは、有名な古い寺院に行って感動しましたが、岩、また岩のようなところにある寺院で、中々行くのは大変です。神様は、全部実在の亡くなったお坊様で現実感がありました。
 JCのような、若手経営者や、映画監督、画家にも会えましたが、未来の発展にもえていました。
 その時の私の心境は、とっても大切にされている感じで、国全体につつみこまれているようでした。周りは、ヒマラヤ山脈とお経の旗で、しっかり者の、にこやかで愛嬌のいい女性と、働き者の男性がチベット仏教に守られ平和な空間でした。
 
 

 








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